たまに見かける廃品回収カーが安っぽいスピーカーでがなりたてる 『只今、テレビ・自転車・要らない家具など、なんでも回収しております。御用の方は、お申し付けください』 という声で起床。前々から部屋のスペースを消費する割には狭すぎて低すぎるただの使えない台と化していたテレビを捨てるチャンスだと思いたち、5秒で着替えてチャリで猛ダッシュ。10年分ぐらいの行動力を発揮した。しかしながら、大きいテレビは回収に金がかかると今思えば酷く当たり前のことを言われる。何インチかサイズを訊かれるも判らず。財布も不所持。というか、テープで景気良く喚いていた割にはおっさんの態度が死ぬほどめんどくさそうだったのでとっとと退き下がる。

 全くどうしたものやら。高校のときからあまりテレビを見なくなり、大学に入ってからは全く見なくなった。プレステ2専用ディスプレイ。そのプレステも何ヶ月前だったか人に売ってしまい、(というかセブンスター5箱と交換したのだった。そして受け取ったのが飲み会前だったのでそのタバコは一本も吸わずに紛失) ただの台となる。夜中にこっそり山にでも捨てに行こうかな、とも思うが歩けば結構な距離になるのでダルい。しかもテレビを抱えてだ。諦めて金払うしかないのだろうか…